
宮城県白石市(しろいしし)の名前の由来・情報をまとめたページです
もくじ
宮城県白石市の名前の由来
- 「神石白石(しんせきしろいし)」と呼ばれる石に由来
- この石は直径約1メートルの凝灰岩で、古くから「神の石」として崇拝されていた
- かつては朱塗りの玉垣で囲まれ、神聖視されていたとも伝わる
- 伝説によると、この白い石の「根」は遠く仙台市の根白石地区まで地中でつながっているといわれており、古代から土地の象徴として信仰の対象となっていた
- また、市内を流れる白石川も、地名の由来に関わっているとする説もある
- 川の名の由来は、古くからその流域にあった「白石村」を冠したとされている
宮城県白石市の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市町村名 | 白石市 (しろいしし・Shiroishi) |
| 面積 | 286.48 km² |
| 人口 | 29,706 人 (推計人口・2025年9月1日) |
| 人口密度 | 104 人/km2 |
| 地方 | 東北地方 (とうほくちほう) |
| 市町村の木 | ブナ |
| 市町村の花 | ヤマブキ |
| 市町村の鳥 | ウグイス |
| 隣接自治体 | ・角田市 ・刈田郡七ヶ宿町 ・蔵王町 ・柴田郡大河原町 ・伊具郡丸森町 福島県: ・福島市 ・伊達市 ・伊達郡国見町 ・桑折町 |
| 市町村公式ページ | 白石市公式ページ |
宮城県白石市の特産品・名物
- 白石温麺(しろいしうーめん)
油を一切使わずに作られる、短くて少し太めの乾麺
約400年前、白石城下に住む孝行息子が、病気の父親のために油を使わない麺の製法を学んで完成させたと伝えられている
また白石温麺は、文化庁の「100年フード」として有識者特別賞を受賞しており、400年以上続く白石市の重要な伝統産業となっている - ササニシキ米
宮城を代表する銘柄米
白石産ササニシキは「ササニシキ復活プロジェクト」により再興し、高品質米として人気 - フロム蔵王乳製品
蔵王山麓の牛乳を用いたソフトクリームやヨーグルトなどが人気 - ピュアホワイトとうもろこし
白いスイートコーンで、ポタージュなどの加工品が注目されている - SASAシリーズ(日本酒)
白石産ササニシキを100%使用した純米酒ブランド - 蔵王牛
白石地域で飼育される黒毛和牛
ふるさと納税の返礼品にも選ばれる高級食材 - 竹鶏たまご製品
地元企業が手掛ける卵を使ったソフトクリームやスイーツが人気 - 弥治郎こけし
白石の伝統工芸品
カラフルな彩色と丸い形が特徴
宮城県白石市の観光地など
- 白石城
関ヶ原の戦いの後、片倉小十郎の居城となった城
現在の天守閣は1995年に木造で復元された
白石城下の武家屋敷には、かつての武士の暮らしを伝える建物が残されている - 宮城蔵王キツネ村
100頭を超えるキツネが放し飼いにされており、間近で観察できる - 材木岩公園
迫力ある巨大な材木岩の柱状節理が見られる - 神明社
東北の古社として知られる - 鎌先温泉
昔から湯治場として親しまれてきた温泉地
宮城県白石市の祭りなど
- 鬼小十郎まつり
毎年10月上旬開催(2025年は10月11日に開催)
白石城主・片倉小十郎と真田幸村の勇壮な「大坂夏の陣〜道明寺の戦い〜」の決戦を再現する祭り
甲冑を身につけた武者たちの迫力ある演技が見どころ - 白石市民春まつり
毎年5月3日開催
白石大立をはじめ、市民が参加するパレードが行われる
過去には「大声グランプリ」といった企画も開催された - 白石夏まつり
毎年8月上旬開催(2025年は8月9日に開催)
白石駅前通りが歩行者天国となり、盆踊りやステージ発表、露店やキッチンカーなどで賑わい、また花火も打ち上がる - 延命寺の夏祭り
毎年7月15日(宵祭り)と16日(本祭り)
露店が建ち並び、白石の夏祭りの皮切りとして多くの人で賑わう
