
宮城県名取市(なとりし)の名前の由来・情報をまとめたページです
もくじ
宮城県名取市の名前の由来
- 市の中心部を流れる名取川に由来する
- 「なとり」「名取川」の名前の由来は諸説あり、
- 古代から、この地域一帯が「名取」という地名で呼ばれていたことに由来する説、
- 川の流れが早く、周囲に比べて高い場所に位置していたことから、「波登利」(なとり)が転じたとする説、
- 名取川下流の低地が、津波の被害をたびたび受ける土地であったことから、「なとりの浦」と呼ばれたのが語源となったとする説などがある
宮城県名取市の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市町村名 | 名取市 (なとりし・Natori) |
| 面積 | 98.18 km² |
| 人口 | 79,015 人 (推計人口・2025年9月1日) |
| 人口密度 | 805 人/km2 |
| 地方 | 東北地方 (とうほくちほう) |
| 市町村の木 | クロマツ |
| 市町村の花 | ハナモモ |
| 隣接自治体 | ・仙台市 ・岩沼市 ・柴田郡村田町 |
| 市町村公式ページ | 名取市公式ページ |
宮城県名取市の特産品・名物
- はらこめし
名取市は、亘理町とともに、はらこめしの名産地として知られている
特に名取市閖上(ゆりあげ)地区は、はらこめしが古くから親しまれてきた場所
閖上沖で獲れた新鮮な鮭やいくら(はらこ)を使って、江戸時代から漁師たちの間で食べられてきたと言われている
鮭を煮た煮汁でご飯を炊き、その上にほぐした鮭の身と、いくら(はらこ)をたっぷり乗せていただく郷土料理 - 仙台せり
名取市は、全国有数のせりの産地
江戸時代から栽培の歴史があり、特に名取市増田地区で生産が盛ん。
根から葉まで丸ごと味わえるのが特徴で、冬の味覚「せり鍋」には欠かせない - カーネーション
名取市は、東北一のカーネーション生産量を誇る一大産地
特にスプレー咲きの品種が多く栽培されており、丈夫で花持ちが良いことで知られている - 赤貝(閖上産)
名取市閖上(ゆりあげ)地区は、かつて日本有数の赤貝の産地であった
東日本大震災で大きな被害を受けたが、
漁業関係者の努力により、漁獲や加工が再開されている - 笹かまぼこ
笹かまぼこの発祥には諸説あるが、名取市閖上沖で獲れたカレイを平らな形にして焼いたものがルーツの一つとされている - みかん大福
菓子店「甘仙堂」のみかん大福は、ふるさと納税の返礼品としても人気を集めている
宮城県名取市の観光地など
- ゆりあげ港朝市
毎週日曜日と祝日の早朝に開催される朝市 - かわまちてらす閖上
名取川沿いに飲食店や商店が集まる復興商店街 - メイプル館
ゆりあげ港朝市と併設された施設で、食事や買い物ができる
朝市が開催されない日でも営業している - 東日本大震災慰霊碑
震災の記憶を後世に伝えるための慰霊碑 - みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター
環境省が整備したトレイルコース「みちのく潮風トレイル」の拠点施設
トレイルの案内や情報提供を行っている - サイクルスポーツセンター
海岸沿いのサイクリングロードを利用できる施設
宮城県名取市の祭りなど
- なとり夏まつり
毎年8月上旬開催
鎮魂と復興への感謝、未来への希望を込めて開催される夏祭り
多くの花火が夜空を彩り、露店などで賑わう - はらこめし祭り
毎年10月開催
閖上地区のソウルフードである「はらこめし」の伝統を伝えるお祭り - なとり駅前de秋まつり
毎年9月開催
名取駅西口公園広場で開催され、大ビンゴ大会や飲食店の出店などで賑わう - さんま祭り
毎年9月開催
ゆりあげ港朝市などで開催され、新鮮なサンマを楽しむことができる
