
宮城県気仙沼市(けせんぬまし)の名前の由来・情報をまとめたページです
もくじ
宮城県気仙沼市の名前の由来
- いくつかの説があり、いずれも断定はされていないが、アイヌ語や地形に由来する説が有力
- アイヌ語由来説
・「ケセ・エヌム」
「ケセ」→「うしろ・末端」
「エヌム」→「岬」を意味するとされる
「岬の奥」または「果ての岬」といった意味に由来するとする説
・「ケセン・イ」
「ケセン」→「終わり」
「イ」→「~の所」を意味する
これが転じて「果ての地」を意味し、古くから奥州藤原氏の北限であったことにちなむとする説 - 地形由来説
河川が運んできた土砂が堆積してできた「土の岬」から「土の岬(ケセンミサキ)」と呼ばれ、それが転じたという説がある
「気仙」の地名の多くが、川が運んできた土砂の堆積によってできた土地を指すことから、「気仙」は「崖」や「崩れた土地」を意味するという見方もある
宮城県気仙沼市の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市町村名 | 気仙沼市 (けせんぬまし・Kesennuma) |
| 面積 | 332.44 km² |
| 人口 | 54,914 人 (推計人口・2025年9月1日) |
| 人口密度 | 165 人/km2 |
| 地方 | 東北地方 (とうほくちほう) |
| 市町村の木 | クロマツ |
| 市町村の花 | ヤマツツジ |
| 市町村の鳥 | ウミネコ |
| 市町村の魚 | カツオ |
| 隣接自治体 | ・登米市 ・本吉郡南三陸町 岩手県: ・陸前高田市 ・一関市 |
| 市町村公式ページ | 気仙沼市公式ページ |
宮城県気仙沼市の特産品・名物
- フカヒレ
気仙沼市は、サメの水揚げが日本一であり、フカヒレの生産地としても日本一 - カツオ
気仙沼港は、長年にわたり生鮮カツオの水揚げ量が日本一を誇る - メカジキ
マグロはえ縄漁が盛んで、メカジキも多く水揚げされ、水揚げ量日本一 - メカジキのかま焼き
- 牡蠣
- ホタテ
- わかめ
- サンマ
- 近海マグロ
- ちくわ
現在の焼きちくわの原型は、明治時代に気仙沼の水産業者が作り始めたといわれている - 気仙沼ホルモン
豚の生ホルモンをウスターソースで味付けし、千切りキャベツを添えて食べるのが気仙沼流のソウルフード - サメ料理
フカヒレはもちろん、サメの身を調理したメニューや、道の駅で提供されている「サメかつバーガー」なども人気 - Gotto(ゴット)
スポンジとサブレ、フレンチパイを重ねてチョコレートでコーティングした、地元で長く愛されている銘菓
宮城県気仙沼市の観光地など
- 気仙沼「海の市」
日本一のサメの水揚げ量を誇る気仙沼ならではの「シャークミュージアム」 や、マイナス20度という極寒を体験できる「氷の水族館」 が併設されている - 気仙沼お魚いちば
気仙沼港の目の前にある、新鮮な魚介類や水産加工品を販売する市場 - 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
東日本大震災の津波で被災した旧宮城県気仙沼向洋高等学校の校舎を保存・公開している施設 - 気仙沼大島
東北地方最大の有人島で、「緑の真珠」とも呼ばれる美しい島
フェリーや「気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋)」を渡ってアクセスできる
海水浴場やトレッキングコースなど、自然を満喫できるスポットが豊富 - 鶴亀大橋(気仙沼大島大橋)
気仙沼湾をまたぐようにかかる美しい橋
気仙沼大島へのアクセス可能
気仙沼湾を一望できる絶景スポットとしても人気 - 安波山公園
気仙沼市街を一望できる高台に位置する公園
宮城県気仙沼市の祭りなど
- 気仙沼みなとまつり
昭和24年(1949年)から続く、航海の安全と豊漁を祈願する市内最大のお祭り - 気仙沼ストリートライブフェスティバル
東日本大震災の復興を願って始まった、市民が中心となって企画・運営する音楽イベント - 気仙沼冬めかじきキャンペーン
冬に旬を迎える気仙沼のメカジキのおいしさを広めるためのグルメイベント - 大谷海岸花火まつり
東日本大震災の犠牲者への鎮魂と復興への願いを込めて、震災の翌年から始まった花火大会 - 気仙沼かつお祭り
「生鮮カツオ水揚げ日本一のまち」をアピールするため、2017年から「海の日」を「気仙沼かつおの日」に定め、関連イベントが開催されている
