【宮城県石巻市】名前の由来

宮城県石巻市(いしのまきし)の名前の由来・情報をまとめたページです

もくじ

宮城県石巻市の名前の由来

  • 巻石(まきいし)の伝説
    住吉社の前に、烏帽子(えぼし)のように見える大きな石があり、「巻石(まきいし)」と呼ばれていたと伝えられている
  • その石の周りを水が渦巻いて自然の紋様を描くように見えたため、
    石が巻いている(巻く)」様子から「石巻(イシノマキ)」と呼ばれるようになったと言われている

宮城県石巻市の基本情報

項目内容
市町村名石巻市
(いしのまきし・Ishinomaki)
面積554.55 km²
人口129,686 人
(推計人口・2025年9月1日)
人口密度234 人/km2
地方東北地方
(とうほくちほう)
市町村の木クロマツ
(2005年10月17日制定)
市町村の花ツツジ
(2005年10月17日制定)
隣接自治体・東松島市
・登米市
・遠田郡涌谷町
・美里町
・牡鹿郡女川町
・本吉郡南三陸町
市町村公式ページ石巻市公式ページ

宮城県石巻市の特産品・名物

  • 笹かまぼこ
    三陸の新鮮な白身魚(現在は主にスケトウダラなど)を使った風味豊かな焼きかまぼこ
    老舗の白謙蒲鉾店や粟野蒲鉾店など、地元の多くの蒲鉾店が伝統製法で作り続けており、しっかりとした弾力と魚本来の旨味が特徴
    笹かまぼこは石臼で練り上げられ、笹の葉の形を模して成形されることからこの名が付いたといわれている
  • 石巻焼きそば
    宮城県石巻市発祥のご当地焼きそば
    最大の特徴は「二度蒸し」で作る茶色い麺
    昭和20年代の戦後間もない頃、岩手県から移住した春元製麺所の創業者が、
    焼いてもベタつかない麺を試行錯誤し、中力粉で作った麺を蒸して水洗いし、さらにもう一度蒸す独自製法を開発したことで生まれた
  • 金華さば
    石巻市の金華山沖で水揚げされるブランド鯖
    脂のりの良さと身の締まり、鮮度の高さが全国で高く評価されている
  • 牡蠣
  • 赤飯まんじゅう
    石巻市大街道東のあまじん本舗が発祥の銘菓
    丸めた赤飯を凍らせて、甘くふわふわな饅頭の皮で包んだもの
  • はらこ飯
    石巻市を含む宮城県沿岸部の秋の代表的な郷土料理
    炊き込みご飯の一種
    鮭を醤油・みりん・酒などで煮た煮汁でご飯を炊き、その上にほぐした鮭の身とイクラ(鮭の卵)をたっぷりとのせる
  • ササニシキ
    石巻市を中心とする宮城県沿岸部で生産される希少米
    さっぱりとした味わいと粘りが少ないしゃっきりした食感が特徴
  • 塩うに
    石巻市を含む三陸沿岸の代表的な海産珍味
    採れたてのキタムラサキウニやムラサキウニを塩漬けにし、保存性と旨味を高めた加工品
  • 味付け海苔
    定番の甘辛醤油味のほか、塩・ごま油・オリーブオイル・唐辛子・梅・わさび・黒コショウなどのさまざまなフレーバーがある
  • バジルチーズ小笹
    石巻市の老舗粟野蒲鉾店が製造する人気のミニサイズ笹かまぼこ
    魚肉のすり身にバジルの爽やかな風味とプロセスチーズを合わせたもの
  • こけしみそぱん
    石巻市の老舗・笠屋菓子店が手作りで販売する名物焼菓子
    水分が少なめのパン生地に味噌を練り込み焼き上げた、シンプルな甘い味噌パン
    顔が描かれているため見た目も可愛い
  • 器(三輪田窯)
    三輪田窯は、石巻市・三輪田地区にある陶工房
    かつての石巻市立二俣小学校三輪田分校の跡地を再利用して設立された
    窯主の亀山英児さんは、仙台の堤焼乾馬窯で修行後、地元産の土や石、近隣の海で採れたホタテ貝殻を砕いて釉薬に使うなど、地元の素材を活かして作陶している
    深い青色の海鼠釉(なまこゆう)が特徴
  • ほたてグラタン
    石巻市産のホタテ貝柱を贅沢に使い、バターと生クリームで仕上げた濃厚なベシャメルソースと絡めた冷凍グラタン
  • ほやへそっこ
    石巻市を代表するホヤ(海鞘)の希少部位
    ホヤの根元部分にあたる
  • オイル漬けわかめ
    試行錯誤の末に誕生したもので、お土産や贈答品としても人気
    新鮮な三陸わかめをオリーブオイルなどで漬け込んだ加工品で、独特の風味と食感を楽しめる
  • トマト
    代表的な品種に「桃太郎系」、「王様トマト系」がある
    また、海洋深層水を活用した栽培方法も取り入れており、リコピンやミネラルが豊富で甘みが強いブランドトマト「富丸ムーチョ」や「まきいしトマトプレミアム」など高品質なトマトの生産も盛ん
  • きゅうり
    石巻市は宮城県内でも有数のきゅうりの産地で、特に「めぐみ野」ブランドのきゅうりが知られている
  • 長ねぎ
    JAいしのまき管内の生産者は品質管理を徹底し、「JAいしのまきの長葱」としてブランド化を進め、安定した供給と高品質を維持してる
  • いちご
    石巻市はいちごの生産が盛んで、宮城県内で第2位の産地
    主な品種は「とちおとめ」「紅ほっぺ」「恋みのり」「よつぼし」や、宮城県育成のオリジナル品種「もういっこ」「にこにこベリー」なども

宮城県石巻市の観光地など

  • 石ノ森萬画館
    漫画家・石ノ森章太郎の作品世界を楽しめるミュージアム
    「サイボーグ009」や「仮面ライダー」の展示が充実
  • サン・ファン・バウティスタパーク
    石巻市渡波字大森にある公園
    17世紀のイタリア庭園をモチーフにした施設
    慶長遣欧使節の歴史を紹介する博物館「サン・ファン館」が隣接
    仙台藩初代藩主伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節が乗った帆船「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船が展示されている
  • 牡鹿半島ビジターセンター
    三陸復興国立公園の南端・牡鹿半島エリアの自然環境や人々の暮らしを紹介する施設
  • 釣石神社
    断崖に今にも落ちそうで落ちない巨石をご神体としている
    昭和53年の宮城県沖地震・平成23年の東日本大震災でも落ちなかった、という逸話から「落ちそうで落ちない受験の神様」として全国的に有名
    主祭神は天児屋根命で、知恵や学業の神様として広く信仰されており、御神体の巨石は受験や仕事、縁結び・夫婦円満・子孫繁栄などさまざまなご利益があるとされる
  • 日和山公園
    石巻市街や旧北上川河口、太平洋を一望できる絶景で有名で、晴れた日は牡鹿半島や松島、蔵王連峰まで見渡せる
    桜の名所としても知られ、春には約400本の桜が咲き誇る
    また、旧石巻城跡や鹿嶋御児神社も園内にあり、歴史的な景観も楽しめる
    東日本大震災時には避難場所となったことから「命の山」とも呼ばれるようになった
  • 金華山
    「三年続けてお参りすれば一生お金に困らない」という言い伝えのある霊場
  • 石巻市震災遺構大川小学校
    震災の記憶と教訓を後世に伝えるための施設
  • 田代島(猫島)
    多くの猫が暮らしていることで知られる島
  • 牡鹿半島
    金華山沖の豊かな漁場に面しており、新鮮な海産物を堪能できる
  • いしのまき元気いちば
    新鮮な魚介類や地元の特産品、お土産が揃う施設
    フードコートでは海鮮丼なども楽しめる

宮城県石巻市の祭りなど

  • 石巻川開き祭り(8月上旬)
    伊達政宗の命で北上川を開削し、石巻の発展に貢献した川村孫兵衛重吉を讃える、大正時代から続く伝統的な祭り
    陸上パレードや孫兵衛船競漕、大漁踊り、そして盛大な花火大会が行われ、石巻の夏を彩る
  • いしのまき大漁まつり(10月)
    水産都市・石巻の新鮮な魚介類と加工品をPRするお祭り
    漁師や水産関係者への感謝を込めて、石巻市水産物地方卸売市場で開催される
  • 黄金山神社の初巳大祭(5月)
    1260年以上前から続く伝統的なお祭り
    海上安全や大漁を祈願する
    「三年続けてお参りすれば一生お金に困らない」という言い伝えのある金華山黄金山神社で執り行われる
  • 牡鹿鯨まつり(8月)
    捕鯨の文化を伝える牡鹿地区で、海難事故者の慰霊と鯨の供養のために開催される
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